レミゼラブル 吉沢亮の演技力に泣いた!
レミゼラブル
あらすじ
母親が騙され、騙した相手に暴力を振るわれ抵抗した際に相手が頭を強打し死亡。
少年院に入る馬場純。
しかし弟の具合が悪いと聞き脱獄。
結果間に合わず弟は死亡。
生きる希望がなくなった純はトラックの前に飛び出すしかし間一髪で更生施設の経営者に助けられる。
何も聞かないでくれる施設で知り合った渡辺
拓海は自分を信じてくれた。
しかし阪神淡路大震災が起こり拓海はガレキの下敷きになり、拓海は純に自分に変わって生きてくれと財布を渡す。
亡くなった拓海になりすまして弁護士になった純の前に刑事となった純の殺した男の息子が現れて...
感想
青年期の純を吉沢亮さんが演じましたが吉沢亮さんってこんなに演技が上手かったとは知りませんでした。
村上虹郎さん演じる拓海が信じてくれたシーンは嗚咽レベルの涙が出ました。
施設を経営する徳田役の奥田瑛二さんもいい味出してます。
徳田のバックボーンはほとんど語られませんが純に共鳴する何かがあったと思わせる演技力が凄い!
しかし、このなりすまして弁護士になるって設定は嵐の大野智さんが演じた「魔王」と同じですね。懐かしい。
青年期の純と拓海がすばらしすぎてディーンフジオカさんに変わった時に物足りなくなりましたが思っていた以上に本編が長くてすっかりディーンさんに魅力されました。
老けヘアのディーンさんもカッコイイですね。
弟にあげれなかった肝臓を愛する娘の恋人にあげる運命がドラマティックで良かったです。
しかしレミゼラブルってこんな内容でしたっけ?
確認したら、ジャン・バルジャン=ジュン・ババって言うこじつけとコゼット=コズエと言う空耳感。
そして司祭に助けられる場面、コゼットの母とのやりとりとコゼットを育てるあたりは原作と同じですかね。
あとはそれとなく原作をなぞってる感じです。
平成30年をレミゼラブルで表すって斬新な企画で面白かったです。