最初の２分でつかめ「先に生まれただけの僕」第2話 10月21日放送

「先に生まれただけの僕」第2話は1話より

コメディタッチでした。

と、思ったらそれは最初だけで全体的には

ちょっと重めのスクールカーストの話。

セントゼミナールの怪しい講師が言っていた

ように最初のつかみの２分が大切。

だから、最初の2分だけテンポが良かったとか！？

鳴海校長（櫻井）が彼女（多部）にプロポーズを

待ってくれと言っていましたが、男は自分に自信が

ある時に結婚したい生き物。女は自信がないときに

結婚したい生き物。プロポ―ズあるあるですね。

鳴海校長のキャラクターが中途半端な気がします。

演技から熱心さは伝わってきますが、櫻井翔は、

ヒール役も上手いので自分の出世の為に腹黒く経営改革

していたのになぜか結果生徒達が良くなっていったみたいな

コメディの方が振り切っていて良かったかも。

実際の脚本はサラリーマンの腹黒さと熱心な教育改革の

両側面があるのでなんだか中途半端。

鳴海校長は、スクールカウンセラー？みたいに

なっちゃってて。鳴海校長、まずはスクール

カウンセラーをこの学校に配属してください。

スクールカーストの件も安易に解決しちゃった。

まあ、あの子達の間には本当の友情なんてないんだから

表面上の解決で十分なのかもしれない。

先生ではなくサラリーマン風情の校長先生が生徒に

ビシッと言ったから効果があったと思おう。

それがいい。

改革として、及川先生（木下）を予備校講師に

転職を勧める案は良かったです。

両方に得がある解決方法はカタルシスが

あります。

鳴海校長が教壇に立つ展開になると読んでいたけれど

2話で決断するとはテンポが早く良い流れ。

いろいろ書いちゃったけど、

あれ？もう終わり？って思ったから

面白かったんだと思います。