「高嶺の花」第3話 野島伸司らしい展開

第3話 簡単なあらすじ 

元婚約者、吉池（三浦貴大）に女性を近寄らせたのは父親の仕業だった。

またも心壊れそうなもも（石原さとみ）はぷーさん（峯田和伸）とデートすることに。

感想

他人を切り捨てる父親と見放さないぷーさんを上手く対比しています。だからももはどんどんぷーさんに惹かれていく。

野島伸司全盛期の頃ならもも役は鈴木保奈美さん、もしくは常盤貴子さんあたりがハマったかも知れません。石原さとみさんの壊れっぷりも見応えあります。

「高嶺の花」は野島伸司作品の中の「美しい人」を思い出します。

田村正和と常盤貴子の歪んだ愛の物語。物語にハーブが必ず登場しました。

それに似てるとするなら壊れているのはもしかするともも以上にぷーさんなのかも知れません。

ももはぷーさんに救いを求めて近づいたけど本当に救われるのはぷーさん。

峯田和伸さんを起用したのは中に潜んでるトラウマや異常性と見た目の温和さを持ってるような人だから？

ひよっこのおじさんも陽気に見えて戦争のトラウマと戦ってましたから。

そう考えてみるとラストにどんでん返しがありそうで期待がもてますね。