華麗なる一族「もみ消して冬」第1話
脚本家 監督 スタッフ 出演者の演技力と何も落ち度がないドラマなのに第1話は少し微妙でした。
脚本家の金子茂樹さんが無意識に好きらしく思いおこせばほぼ金子さんの作品を観ています。セカムズの鮫島社長と運転手が真面目にキスの為のゴロゴロベッドを作るシーンなんて涙流して笑いました。
金子さんが描く主人公は努力家なんだけど努力の方向性を間違えているタイプが多いのです。そこがツボなんですが「もみ消して冬」の1話は末っ子の秀作(山田涼介)が兄姉に逆らえないから渋々奮闘するんです。私も末っ子だからこの逆らえない感じはあるあるで共感しましたが金子作品ならば兄姉のアドバイスを受けてるのにかかわらず方向性を見失う方がらしくて面白いのにって思ってしまいました。
もう一つは予算が少ないのか設定の割にはインパクトにかけるセットだなって思ってしまいました。
この二つの点がイマイチでした。
しかし知晶(波瑠)の弁護士なのに偏ってる正義感や説得のプロの尾関(小瀧 望)の後輩らしからぬ態度はさすがって感じで面白かったです。
金子作品は1話が微妙でどんどん面白くなる事が多いので次回に期待します。